藤田勇は、この人は、才能が有り余ってるんじゃないのかと、そう思わざるを得ない夜だった。
“イサム降臨”な夜でした。
モーサムのステージが終って、袖に入ってしまうギリギリの瞬間に失礼ながらも「イサム!」と叫んだらタイミングよくフラリとイサムの片腕が上がったんだ。たまたまかもしれないけど、それ見て、あ、なんかいつものイサムとちょっと違うな、というか、あ、今絶対素だったというか、なんというか。カッコつける余裕も無いくらい出し切ったんじゃないかと。勝手に。
妄想は、得意だ。
MO'SOME TONEBENDERはこれより実験期間experimental termに入ります。
まずは11月16日(月)渋谷CLUB QUATTROにおいて
昨年LIQUIDROOMのマンスリーライブで行った勇NIGHTの実験の続き、
そして未知なる新曲(ネオへヴィーロック)の発表を行います。
これからのバンドの方向性が伺える夜になるかも知れないし、
この夜だけの幻の実験になるかも知れません。
このexperimental termを経てバンドはさらに新しい世界へ突入したいと思っています。
MO'SOME TONEBENDER」
解散パロディのような声明文が11月頭、公式HPに発表された。
行くつもりはなかったがいてもたってもいられなくなり渋谷クアトロへと行ってきた。
ネオヘヴィーロックだなんてどんなだろうかと思っていたが、勇ナイトをホウフツとさせる夜でした。
月曜日にこの企画は酷だったのか、モーサムの割にはスカスカしてるような気がしたがこれくらいが好きに動けて調度いい。
なりふり構わず一人踊っていて、気が付いたら自分の隣でおそらく私と同じくらいの年だと思われるような男の子が踊り狂ってて、なんかね、それだけでもう友達になれるんじゃないかというか。モーサムのライブ後につい、「いやぁ楽しかったですねぇ!」なんて声をかけそうになってしまった。
モーサム好きな人に悪い人はいないんじゃないかと思うんだ。
肝心のライブの方は、TIGERで始まるまではお約束だがそのあとは新曲を挟み、GO AROUND MY HEAD、JOY。久しぶりに聞いたような。JOYあたりからずっとぎらっぎらしてました。
hang song、bad summer day blues。
バッサマのイントロでイサムが立ってフロアを見渡すというか見下ろすようにドラムを叩いていたのが印象的。緑の照明に照らされてアア、何か降りてきているなぁと。ゾクっとする。
そしてここからイサムのターン。
ハラヒレ、Younglust、To Hell With Poverty!、新曲二つ。
ドラムをビッツ君こと元HIGH VOTAGEの菱谷さんに代わりスティックを置きスタインバーガーの黒いギターを持ち勇がなんとセンターへ!
待ってましたと言わんばかりにフロアから歓声。
なんかすっげー自由でね。
イサムはギター持ってステージ動き回るし。
武井さんはマイクをスタンドごと持ち上げて歌ったり。もちろん踊ったり。
ももさんは楽しそうな、嬉しそうな顔してイサムと向き合ってギター鳴らしてた。
かっこよかった。
ビッツさんも終始ニコニコ。前三人が好き勝手してても気にならないシッカリキッチリしたドラミング。
百々さんは新曲で裏声出しててキモカッコよかった。なんて曲名なんだろう。
OH YEAH OH RIGHTって歌ってる曲がかっこよかったな。
ラストはちょっと物足りないようなきもしたけど実験夜だったいうことで。もっと熟してカッコよくなると思う。
オキダブもすごく良かった。帰ろうかなんて思ってたんだけどね。失礼いたしました。こういった自然の壮大さを感じる音は好き。目を浮かぶと景色が見えるみたいで。オキダブアイヌバンドに合わせて歌うタケイさんの姿も見れた(笑)
オキさんは、モーサムのファンのみんなは帰っちゃうんじゃないかと心配していたみたいだけど大多数の人は残っていたみたい。さっきモーサムのTシャツでオキダブアイヌバンドに合わせて横ノリのリズムを楽しんでいる人はたくさんいた。オルタナティブな音からポップなダンスチューンも楽しめるモーサムファンらしいなぁ、と。
外国人のお客さんも多くて。すごく楽しそうにしていた。モーサムのことをほめている人もいて、なんだか嬉しくなった。
良い夜でした。
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